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フラッグのクリエイティブ 制作の裏側・メイキング

フラッグ広報室のタカバシです。

2023年10月に退職します。詳しくはこちらもご覧ください。

退職にあたって、フラッグの役員陣からのリクエストで note を書いています。役員陣からのリクエストは下記のようなものでした。

  1. 推し活が日本経済に与える影響

  2. スキが3桁つく記事

  3. 広報が紹介したいスタッフ5人

  4. インフルエンサー取材記事

  5. 制作現場の裏側、メイキング記事

ということで、最終回となる今回は「制作現場の裏側、メイキング記事」です。
ちなみに、今回のお題をリクエストしたのはクリエイティブソリューション事業部管掌の執行役員である市岡さんです。

市岡 秀紀(執行役員)

市岡さんがフラッグに入社したのが約10年前… 当時は寡黙な方という印象でしたし、本人も最近までは「前に出るのは苦手」と言っていたのですが、ここに来て覚悟が決まった(!?)のか、フラッグのクリエイティブに関してどんどん前に出て活躍されている印象です。今回のリクエストも「フラッグのクリエイティブはどんなものなのか、イメージをもっと共有したい」という想いからいただいたものでした。


Webコンテンツ制作

僕が3年前まで在籍していたのがWeb制作部です。その制作物については結構幅が広く、企画・提案から始まり、素材の撮影、編集などを行うものから、クライアントから諸々提供を受けて、組み立てだけ行うものもあります。

ちょっと前の例になってしまいますが、僕が担当した今治造船の公式サイトは、大きな船をドローンで撮影し、その映像と線画を合わせる加工も行いました。

元々はサイトのリニューアルにあたってのコンペで「ひとつの線から始まり、つながる」というコンセプトを掲げ、その企画が採用されたものになります。提案の段階では映像化が難しかったので、何枚か線画を作り、パワポのアニメーションで擬似的に表現しました。

こういったものは「制作実績」としては残らないものですが、提案のための制作も行っています。もちろん、公式サイトだけではなく、ゲームや仕掛けのあるキャンペーンサイトもあり、年間の案件数は500件以上になります。

ソーシャルメディアツール制作

Webコンテンツ制作と領域が近く、似ているのがソーシャルメディア用の映像や画像、キャンペーンツールの制作です。

例えば、弊社が運用を担当しているゼスプリキウイ公式Instagram ですが、クライアントと相談しながら、どんな内容で何を打ち出していくのかを決めていきます。それに沿った形で画像や映像、テキストを発信するのかを考え(レシピも!)、撮影の手配、加工、更新まで行っています。

先々週 9/1 は《キウ(9)イ(1)の日》でした。

多くの場合、ソーシャルメディア用の制作物はプラットフォーム別に用意する必要があります。動画を扱う場合は特に注意が必要で、長さ、ファイルサイズ、画角(画面の縦横サイズ)など、間違ってしまうと正しく再生されなかったり、途中で切れてしまったりします。

ソーシャルメディアに関するツールで言うと、X(旧 Twitter)のハッシュタグ収集やオートリプライ、インスタントウィンなどのキャンペーン支援ツール「キャントピ」も、フラッグの制作物ですね。

キャントピに関してはこちらもどうぞ!

インタラクティブコンテンツ制作

こちらは主に Experience×Technology を執筆しているコミュニケーションデザイン部が制作に携わっているもので、展示場やリアルの場で真価を発揮するコンテンツになります。例えば、壁の映像に手をかざすと反応するプロジェクションマッピングや電車内でスマホをかざすと魚が泳ぐARコンテンツ…

なかなか文字で伝えるのは難しいのですが、スマホやパソコンに留まらないデジタルコンテンツ、と考えていただければいいのかな、と思います。

リアルに体験するものが多いので、企画・設計の段階から考えること、想定しなければいけないことがかなり多く、そういった部分での勘どころが必要になるのではないかと思います。このあたりのノウハウや事例紹介は、ぜひExperience×Technology の note も読んでみていただければと思います。

映像制作

フラッグの制作の中でも最も歴史が長いのが映像制作です。今はスマホ1台あれば撮影、編集、発信(ライブ配信含む)ができますが、ビジネスの現場ではかなり多くの人が関わり、時間をかけて制作をしています。

手順をまとめてみると…

1/ 構成作成
2/ スタッフ選定
3/ 撮影場所、キャスト選定
4/ 香盤、台本作成
5/ 撮影
6/ 編集
7/ CGエフェクト加工
8/ BGM・サウンドエフェクト加工
9/ ナレーション収録
10/ ポストプロダクション
11/ テスト上映
12/ 納品

ライブ配信の場合にも事前の準備はかなり必要で、CGやBGMなどは配信前に揃えておく必要があります。
上記以外にも、タレントを起用した場合には契約周りのアレコレやクライアント対応、撮影場所への移動手段の確保、撮影した現場の原状回復などなど、いろいろな業務があり、ひとつの案件に関わるスタッフの数は数十名規模になることもあります。

また、最近はソーシャルメディア用に複数パターンの納品データを用意することも増え、その確認作業も意外と大変だったりします。

その他にもいろいろ

その他にも、あまり件数は多くはありませんが、パンフレット、キャンペーンのプレゼントアイテム、OOH広告やデジタル広告用のバナー画像や動画なども制作することもあり、とにかくいろいろなクリエイティブがあるのもフラッグの特徴です。コーポレートサイトでは、いろいろな実績を公開していますので、ぜひそちらもご覧いただければ幸いです。

さて、私、タカバシが担当する note は今回で最後になります。
実は、今回が100本目の note ということで、ちょうど区切りのいい幕引きとなりました。次回からは新体制での「フラッグの note」が始まります。

そちらもお楽しみに!

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