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退職、そしてアルムナイ採用について

フラッグ広報室のタカバシです。

2023年10月に退職します。詳しくはこちらもご覧ください。

退職にあたってフラッグの5人の役員に「何を書いたらいいか」お題をいただいて書くnote、今回で3回目になります。

第3回目はデジタルプロモーション事業部管掌の執行役員である高田さんです。

高田 道代(執行役員)

高田さんがフラッグに入社したのは15年前、ということでほぼ同期です。現在はデジタルプロモーション事業部のトップですが、フラッグ以前のキャリアは、新卒でアパレルの販売員、次に広告制作会社の経理と庶務。そしてフラッグでは新たに立ち上げた映画宣伝の部署の一人目のメンバーとしてジョインし、未経験ながらオンラインのパブリシティやソーシャルメディアマーケティング施策の企画・運用で、数多くのヒット作品に携わってきました。まさに、ガッツを持って「まっすぐに、ひたむきに」働き、クライアントの信頼を勝ち取った方と言えます。

そんな高田さんからのリクエストは…

広報が紹介したいスタッフ5人

なんですが、個人的に「オススメしておいて去る」というのは少し無責任な気もしていたので検討した結果…

今回は「出戻り」について書いてみます。フラッグの note だけに、個人的な出戻りフラグではありません。


出戻りって少しネガティブじゃない?

個人的には「出戻り社員」って言葉にネガティブな響きを感じてしまうんですが、皆さんはいかがでしょうか? スポーツでは「古巣に復帰」なんて聞くとロマンを感じるので、そういう表現にできないものかと考えてみました。出戻り社員じゃなくて…

・カムバック社員
・リブート社員
・復帰社員
・リターン社員

あたりでしょうか。ちなみに専門用語では「アルムナイ採用」(alumni=卒業生、旧友)と言うそうです。ということで、以降はアルムナイ採用スタッフといたします。

8名のアルムナイ採用スタッフ

2023年9月にも「古巣・フラッグに復帰」する社員がいて、8名(男性 5名/女性 3名)のアルムナイ採用スタッフが働いています(従業員の約3%)。アルムナイ採用スタッフは以前働いていた経験があるので、雇われる社員側も雇う企業側も、働き方や新しい生活がイメージしやすいですよね。社員は会社の実態に則した要望を出しやすいですし、企業側も何をどこまで任せられるか判断しやすいです。面接の時間や手間も削減できますし、お互いにメリットがあります。

マイナビ「中途採用状況調査2021年版(2020年実績)」によると「アルムナイ採用を導入している」団体は 52.7%で半数以上となり、導入の理由は「過去に社内で実績があり、活躍が見込めるから」が19.3%、「社内の仕事内容に関する知識や理解があるから」が19.1%となっていました。

僕も(フラッグではありませんが)以前出戻った経験があります。出戻りに際して、自分が退職してからの職場環境の変化や現状の課題を聞いて、それに対してどう対処していくのか… そういうこともある程度クリアにして臨んだので、どう動けばいいかがイメージしやすく、働きやすかったですし、チームの力になれたと思います。

復帰後のポジションは?

これもみんなバラバラですが… 8名のうち、同じようなポジションで復帰したのが3名、管理職として復帰したのが3名、未経験のポジションで復帰したのが2名となってます。管理職や未経験のポジションを任せられるというのも、その人のスキルや性格がわかっているからではないでしょうか。

どうやって戻ってくるの?

そもそも、どういう流れで復帰するのか… その時々で異なると思いますが、ほとんどの事例に共通しているのは「退職後にも付き合いがあった」ということです。僕の場合は、一度辞めた会社のスタッフとは時々飲みに行っていて、そこでの会話がきっかけで復帰することになりました。

フラッグでのケースもいくつか聞いてみましたが、飲みながら話している中でフラッグ在籍の社員からの「じゃあ戻ってきたら?」という打診がきっかけになっていることが多かったです。いずれにしても、皆さん良好に退職されて、その後も良好な関係を築いていたというのがポイントでしょうか。「まっすぐに、ひたむきに」、忘れないようにしなければ…

ということで、退職エントリー企画も残り2回となりました。次回もお楽しみに!

それでは、また。


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