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【社長の感想】250名超の社員とコミュニケーションを図った100時間

こんにちは、フラッグ広報チームのタカバシです。

前回のnoteで、6月から8月にかけて、社長が250名超の社員とコミュニケーションを図るキャラバンを行ったとお伝えしましたが、今回は約100時間のキャラバンを終えた社長の久保にインタビューを行いました。


今回のキャラバンの目的はどんなものでしたか?

フラッグの今の状況、状態を正確に把握をすることでした。僕が思っていることをみんなに伝える、そしてみんなが思っていることを聞く、それもオンラインで「一対多」で一方的にするのではなく、少人数のグループでざっくばらんに意見を聞く方がいいのかな、ということでキャラバンという形を取りました。

代表取締役 久保浩章

なぜ、このタイミングで実施?

まず、フラッグの企業理念「クリエイティブとビジネスの幸せな融合」を見直したいという考えがありました。これは20年前に定めたものであり、会社の手掛ける事業が多岐に渡り、従業員の数も増えてきた中で、課題意識が芽生えていたんですね。

ただ、企業理念を見直すにあたっては、今のフラッグがどういう会社なのかを経営者である僕自身がきちんと把握し直す必要があるなと。

というのも、コロナ禍に入社してきた人もたくさんいて、その人達との会話がなかなかできていない現状がありました。日々どんな想いで働いているのか、会社に対してどういう想いを持っているのか、どういう課題を感じているのか… コミュニケーションが薄くなっていて把握できていませんでした。コロナ禍以前から働いている人でも、案件以外の話、たとえば会社や自身の将来の話はできていませんでしたね。

企業理念は個人的な理想を掲げるのではなくて、フラッグという会社として目指す方向をきちんと定めるものなので、今の状況、状態の正確な把握のために、みんなと話をする機会を作った方がいいな、と思いました。

全51回(約100時間)のキャラバンとなりましたが、率直な感想は?

いい機会だったと思っています。自分が思っている以上にいろんな人から的確な質問だったり、意見だったりが出てきました。たとえば、若手からも芯を捉えた意見が出てきたり、ベテランからは思っても無かったようなアイデアをもらえたりしました。

普段、どうしてもいろんなバイアスがあって、「この人はこう考えるんじゃないか」だったり「この世代の人はこうなんじゃないか」という風なことも思いがちだったけど、いい意味でそれが崩されたキャラバンでした。課題感もリアルに把握ができたし、こういう機会が無いと気づかなかったことも多かったです。

あとは、みんなと話していく中で自分自身の考えもブラッシュアップできた、ということもあります。最初から自分の中でバッチリ答えが出ていたわけではないので、回を重ねていくことで、考えが確信に変わったり、気づきになったりして、これは時間をかけてやった甲斐はあったと思います。

キャラバン前後で変わったことは?

市場の捉え方、今後のマーケットに関しての個人的な見立てに関しては変わるものでは無かったですけど、フラッグとしての強みだったり、新しい戦い方だったり、不安が自信になった部分は大いにあります。現場の人たちの考えや意識を確認できて、この組織で戦っていけると思いましたし、それは自信につながりました。

新たに見つかった課題は?

根本的な難題が新たに見つかった、ということは無かったです。ただ、今まで目の端っこの方で感じていたような、声が聞こえて来なかった課題に対して、これは早めに解決しなきゃ、という変化はありました。

毎年やってほしい、との意見が多かったですね。

それは僕も思いました。キャラバンを実施する上で一番危惧してたのは、上長や部署を全部とばして社長に直接言えば、社長がなんとかしてくれる、ってなることで、そうなると統制が取れなくなるんですよね。ただ、やってみて、そう考えている人はほとんどいなかった、ということがわかりました。

次にやるとしたら、僕がしゃべるパートを短めにするのはマストだと思います。あとは、もうちょっと話を聞きたいですね。僕の方から疑問、質問を投げかけるとか、話しておきたいテーマを決めておくとかして。

社長から「疲れた」という感想は出てくるかと思っていましたが、出ませんでしたね。

いやぁ、思ってたよりも… 大変だったのは大変だったんですけど、話したことがない人も多かったので「どういう人なんだろう」って好奇心もあったし、楽しかったですよ。


今回のキャラバンを経て、対面のコミュニケーションの重要さを感じましたし、積み重ねた時間を有意義に使って、もっとみんなで成長していかなければとも感じました。今後、フラッグが何を掲げて歩んでいくのか、もう少しでお披露目できるのではないかと思います。

それでは、また。


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