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200名規模の企業なのに名古屋、大阪、広島、松山、沖縄、LAにもブランチがある理由 -後編-

現在、フラッグのスタッフは約240名、東京本社以外に名古屋、大阪、広島、松山、沖縄、ロサンゼルスにブランチがあり、規模の割に多いと思われる方もいるかもしれません。前編では、各ブランチ開設の経緯を紐解きましたが、後編ではブランチ間の異動や今後の展開について、広報チームのタカバシが社長の久保に話を聞いてみました。(前編はこちら)

代表取締役 久保浩章

─ ブランチは日本を飛び出して海外へ。アメリカ・ロサンゼルスにも拠点ができました。ロサンゼルスはいかがですか?

会社として海外での事業展開は考えてたんですが、ビザの問題などもあって、誰を責任者にするかが決まらずにいました。ある時、役員陣で話していて「以前いたスタッフにそういう志向を持ったスタッフがいたよね」ってことになって、西堂(フラッグのロサンゼルス支部の公式Noteを更新中)に声をかけたところ、本人もやりたいってことで話が進みました。

─ 初の海外拠点がアメリカ・ロサンゼルスというのは、どういった意図があってのことですか?

まず、アメリカという点でいえば、海外でビジネスをする上で欠かせない国だと思いますし、我々は映画・エンタメビジネスに関わっているので、象徴的な意味合いでもビジネスのネットワークの点でもロサンゼルスがベストだろうと。IT企業だったら、たとえばサンフランシスコ、シリコンバレーだったりするんでしょうね。

─ いろいろなブランチがあるフラッグですが、人の異動というか転勤に関してはかなりフランクな印象で、ほとんど希望が叶えられていますよね。

そうですね。今まででNGだったのは1回だけですね。タカバシさんは東京から沖縄ですよね? 逆に沖縄から大阪や東京の異動もあれば、大阪から東京、東京から松山に移ったスタッフもいますね。

─ 異動したスタッフは異動して以降、ほぼ辞めてないということを考えると、スタッフ的にもありがたいと思います。今後もスタッフからの要望があれば、異動だったり、新ブランチの設立というのは後押ししていく感じでしょうか?

はい。「実家に帰らなければいけない」だったり、「地元で働きたい」という要望があれば前向きに考えられると思いますし、これだけやってきたこともあって、会社としてのノウハウも溜まってきています。リモートワークが随分進んだので、やりやすくなってる点もあって、以前よりも強みが活かせるということもあります。ブランチでの採用は、競合企業が少ないこともあってかうまく行っているので、そういう意味でも「検討しますよ」というよりは、「むしろ前向きに考えられる」と思います。

ただ、いきなり縁も繋がりもない土地に作ります、ってことはないかなと。誰か社内からの声があれば、やってもいいかなと思っています。あと、今後は他社と連携して共同でブランチを展開したり、大学など教育機関とのコラボレーションでキャンパス内オフィスを作ったり、そういうことも無くはないですかね。

─ 最後に… 各ブランチ含め、出張は楽しいですか?

うん、楽しいですね。出張先もそうですが、オフィスを出す街はかなり歩くようにしています。オフィスを出す前も、出した後もめっちゃ歩きます。日本の街並みってそこまで大きく変わらないとはいえ、地図見てるだけだとわからないこと、たとえば、街のテンションやカルチャーを知るようにしています。

そういうのを知っておくことって、その土地でビジネスをやる上で必要だと思っていて。もちろん、現地のスタッフたちはそれを知っているんだと思います。

ただ、経営者としてその土地や文化を理解せずに、東京からマネジメントしようとしても無理だろうな、と。そもそも、従業員とのコミュニケーションにもその理解が必要だと思っています。ただ、コロナ禍で今は行けてないので、これがもう少し落ち着いてきたら各ブランチを回らなきゃな、とは思っています。


ということで、最後は歩くの大好き久保社長(「テクテクライフ」にハマり、約5ヶ月間で東京23区をすべて歩き尽くした)らしいエピソードで〆となりました。この2年でリモートワークは当たり前の働き方になりましたが、今後は「会社」でも「家」でも無い、第3、第4のワークプレイスが当たり前になる日も来るのでしょうか。

次回からは、フラッグに転職してきたスタッフに「Youはなぜフラッグへ?」とインタビューした記事をお届けする予定です。

それでは、また。


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