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映画の学校×フラッグ 実践研修を行いました。

フラッグ広報室のタカバシです。

先週末から弊社が配給を務める映画『マッシブ・タレント』が公開されていますが、ご覧いただいた方はいらっしゃいますでしょうか? フラッグ×映画、という組み合わせで言うと、フラッグは映画の学校・ニューシネマワークショップ(NCW)を運営しているんですが、そのNCWの受講生向けにフラッグで実践研修を行いました。

今回の実践研修は NCW のディストリビューターコースの生徒が対象で、フラッグ 東京本社で2日間に渡り、レクチャーや実習などを行いました。

NCWのディストリビューターコースとは?

配給・宣伝を中心とした「映画をみせる仕事」に就きたい人のためのコースです。これまでにディストリビューターコースを修了して映画業界に入ったOB・OGは550人以上にのぼり、日本の主な配給会社のほとんどにOBが在籍しています。ちなみに、「映画監督になりたい人」「映画をつくってみたい人」のためのクリエイターコースもあります。

実践研修ではどんなことをしたの?

パブリックリレーションズやオンラインパブリシティ、ソーシャルメディアマーケティングについてレクチャーを受けた後、実際にフラッグが担当した映画作品を例に、SWOT分析やプロモーションの企画会議を行いました。

フラッグ PR部の鈴木さんからは、映画プロモーションの主な流れや役割、どんな想いで宣伝に携わっているかが語られ、実際に露出された記事を交えて、どういった意図でその手法を選択したのか、掲載に至るまでの流れについても解説がありました。

第1ソーシャルメディアコミュニケーション部からはマネージャーの前田さんを始め3名のスタッフが参加し、ソーシャルメディア、広告、PRの役割の違いについてレクチャー、ソーシャルメディアの運用と広告を事例を交えて学んでもらいました。
特にTwitterのトレンドイン施策のテクニックや企画事例については、ソーシャルメディア運用の面白さと難しさを知ってもらうきっかけになったのではないかと思います。

その後、雑談会も行いました。現在、フラッグではNCWのOB・OGが多数在籍していますが、雑談会には3名の卒業生にも参加してもらい、これまでのキャリアや今後のスキルアップについても話してもらいました。

参加した皆さんに感想を聞いてみると、「実際の企画書を通して、具体的な事例や仕事内容を知ることができた」「映画業界の目指し方について、いくつか道が見えた」「SNS運用とソーシャル広告の違いや分析の仕方などがはっきりとわかった」ということで、デジタルマーケティングに関する知識も吸収していただけたようです。

NCW 担当スタッフ 富永さんに聞く

── 今回、実践研修を実施した理由は?

コロナ禍もあり、ディストリビューターコースの求人が減っている中で、NCWにいる皆さんをどうしたらサポートできるかを考えて、今回の実践研修を行うことになりました。NCWは 映画の買付や配給、プロモーションまでやっている会社が運営している 学校なので、その良さをしっかりと活かしていきたいと考えています。あと、デジタル領域に関することはフラッグが得意とするところなので、その部分でも学びが多いのではないかと思いました。

── フラッグとの連携は今後も続けていきますか?

今後も連携を続けていく予定です。今回はデジタルプロモーション事業部の皆さんにご協力いただきましたが、フラッグでは映画作品の買付や劇場営業など、他にも映画に関する仕事がありますので、将来的には、そういった方々にもご協力いただけたらと考えています。

NCWに来た方は皆さん、映画業界に入りたいと思って受講されている方ですので、これからも皆さんが映画業界で働くまでのサポートを続けていきたいです。2月に公開になった映画『少女は卒業しない』は、クリエイターコースOBの中川駿さんが監督を努めましたが、その宣伝を担当したのはディストリビューターコースの卒業生でした。そういった事例が増えていって、さらにその作品をフラッグが配給するような日も遠くないんじゃないかと考えています。

── ありがとうございました。

「つくる」でも「みせる」でも、映画業界で働くことに興味がある方は、ぜひNCWのサイトもチェックしてみてください。

それでは、また。


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