フラッグの Twitterツール「キャントピ」の強みはコミュニケーションにあり
フラッグ広報室のタカバシです。
フラッグではこれまでソーシャルメディアマーケティングを軸としたプロモーションを数多く手がけてきました。そして先日、Twitterキャンペーンツール「キャントピ」をリリースしました。
「キャントピ」はTwitterでみんながつける「#ハッシュタグ」を集めたり、ツイートやRTに自動で返信をしたり、当選結果がすぐにわかる仕組みを提供しています。
「キャントピ」について詳しくはこちらもご覧ください。
今回は「キャントピ」について、フラッグがリリースした理由や経緯などを深掘りしようということで、取締役COOである近藤さんにお話を伺いました。
━━ 今回、フラッグが「キャントピ」をリリースするに至った経緯を教えてください。
フラッグはこれまで、大手企業を中心とした150以上のソーシャルメディアアカウントの運用実績があります。フラッグが得意とするデジタルネイティブに刺さるキャンペーンの企画立案から、クリエイティブ制作、広告運用、個人情報の管理・商品発送までの事務局対応を行ってきました。今後もソーシャルメディアマーケティングには力を入れていこうと考えていますが、その時にTwitterの経営体制が変わり、TwitterのAPIの仕様も大きく変わりました。
これまでと同じようにAPIを利用しようとすると、無料だったものが数百万円の費用がかかりそうだ、と。結構な費用なので、他社のツールを使わせてもらいつつ、フラッグとしてのソーシャルメディアマーケティングを続けるという選択肢もあったんですが、やはりツールを他社に頼ることは、フラッグが進めている方向性とは違うのではないか、ということでフラッグ独自でやろうと決めました。
━━ 「キャントピ」という名前はどのように決めたんですか?
パッと聞いてわかりやすい、キャッチーなものにしようと考えていました。ソーシャルメディアマーケティングを取り扱うデジタルプロモーション事業部(以下、DP事業部)のメンバーを中心にサービス名を募って、その中から二転三転どころか、商標登録するのに調べてもらったらNGなものもあって、四転五転の末に決まりました。「キャンペーンで話題(トピック)をつくっていく」ということで「キャントピ」です。ロゴのテイストや色は新しくなったフラッグのロゴをモチーフに、ハッシュタグを想起する形にしました。
━━ サービスの特徴として、ニュースリリースでは「申込みから最短3日間」「15万円から実施可能」というのが目立っていたと思うんですが、早い・安いサービスというのが他社との違いになりますか?
価格がリーズナブルというのはもちろんあるんですが、SaaSではない、管理画面をお渡しして終わりではない、というのが一番の特徴だと考えています。
Twitterって、例えばインスタントウィン(アカウントのフォロー&リツイートなどを条件に、その場ですぐ当選結果がわかる仕組み)をするにしても、リプライで返す画像や動画のサイズの規定などに詳しくないと、残念なことになるじゃないですか。
我々はソーシャルメディアマーケティングで培ってきた知見があり、さらにTwitter社とのつながりもあるので、その部分もフルパッケージでご提供できるということが強みだと考えています。
━━ Twitter社とのつながりというのを詳しく伺えますか?
主に広告運用やプラン策定を中心に、Twitter広告認定代理店として活動してきました。Twitter社とは月イチの定例会議で密にコミュニケーションを取っていますし、何かあった場合にはすぐに連絡を取って確認や相談ができる関係性を構築しています。Twitter API に関してもツール化しておしまいではなく、今後も日本のマーケットに合ったものを一緒に開発していきたいと考えています。
━━ Twitter 社とのコミュニケーションもしっかりと取れているということですね。
そうですね、クライアントにもユーザーにも、フラッグって親しみやすい存在でありたいという想いがあって、ツールの提供だけではなく、コミュニケーションをしっかりと取りながら、一緒に課題を解決していきます。
━━ まだリリースしてそんなに時間が経っていませんが、今後の展開はいかがでしょうか?
フラッグが契約している Twitter API のエンタープライズ版って、使える API のボリュームがかなりあるんですね。感覚値になりますが、今のフラッグで使っているのが10%以下なので、残り90%の使い方をうまく考えていかなければなりません。クライアントや Twitter社のニーズもそうですが、フラッグが今後ソーシャルメディアマーケティングをさらに進めていく上で、新しい価値を提供できるサービスを作り、リリースすることが社会にとってもユーザーにとってもプラスになると考えています。
近藤さん、ありがとうございました。
「キャントピ」は短期間で実行が可能で、しかも15万円から始められるという点が魅力的だと思いますが、ソーシャルメディアを少人数で運営している企業や団体にとっては、企画から広告運用や商品発送までワンストップで対応できることもメリットになると思います。より楽しく、かつ効率的にTwitterでキャンペーンを運用するために、まずは「キャントピ」をチェックしていただけたら幸いです。