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組織における社員間交流会の開催に関して - 課題やコスト、ROIの検討は?

フラッグ広報室のタカバシです。

フラッグでは5月から月に1回、社内のコミュニケーションを加速させるべく、オフィスでの懇親会(名称:ノミーム)を開催しています。

コロナ禍を経て、以前と同じようにみんなで乾杯する機会が減りました。リモートワークが増えて、実際に顔を合わせることも減りましたし、それは致し方ないのかなと思っていました。ただ、気楽なコミュニケーション(社内ですれ違うくらいでも)が重要だったという実感も出てきたんですよね。
そこで、難しいことは考えずに、気軽に集まってコミュニケーションが取れる場所を作ろうじゃないかと、まずは東京本社での懇親会を始めました。

過去における心理的安全環境の評価

コロナ禍の前後でコミュニケーションの総量が最も減ったのは東京本社です。オフィスは3フロアありますし、いろいろな部署があり、150名以上のスタッフが働いています。以前は「あの場所にいけばあの人がいる」という環境でした。これって結構大事で、例えばそれはメンバーの支援や協力のハードルを下げて、心理的安全性を高めるものだと思っています。

他にも、その人のいる環境を観ることによって得られる情報があり、それは相互理解にもつながりますし、共通の価値観を発見することにつながる可能性もあります。

コロナ禍以前のフラッグは飲み会も結構盛んで、僕みたいに「お酒が好き」という人もいないことはないですが、どちらかというといろいろな話をするのが好きだったり、その話を横で聞いているのが好きな人が多い印象でした。社員総会の後には好きなメンバーで二次会に行ったと思いきや、三次会ではなぜかみんな集合しているような、そんな感じでした。

毎年恒例になっていた社員総会後の二次会には毎年60名くらい参加していました。

新型コロナウイルス後の行動計画について

フラットなカルチャー形成のために飲み会を効果的に使っていた(と言えるかもしれない)フラッグなので、アフターコロナの今、そういう会を復活させようというのは自然な流れ… のはずでした。が、この3年間でフラッグのスタッフは増え、オンラインのモニター越し、もしくはマスク着用の環境が当たり前になってきた中で、「以前のように集まって飲みましょう!」という雰囲気が通じなくなっていたのも事実です。

個人的には「お酒が好き」なこともあり、何も考えずに集まればそれが「和」になり「つながり」になると思っていたんですが…

社員が集まるのであれば何かしらのテーマや課題を設けた方がいいのではないか? 飲み会のコストとROI(投資対効果)は誰が保障するのか? そもそもそれは求められているのか? など、議論もありました。

固定概念を払い、企業文化を育てる

ただ、それを考えて止まってしまうのは本末転倒で、まずは難しいことはせずに「コミュニケーションの場」を再構築するところからやってみよう、ということで「ノミーム」を始めることになりました。

ちなみに「ノミーム」というの名称は「飲み」と「ミーム」を組み合わせた造語です。みんなで集まりコミュニケーションを図ることで、スタッフの個性や知見、アイデアがミーム的に広まっていくといいな、という想いから名付けられました。初回は5月に東京本社で行い、約50名のスタッフが参加したようです。(僕は沖縄なので参加できず)

6月はすでに東京と名古屋で開催され、この後、大阪と広島でも開催されます。基本的には毎回、社長や役員陣が参加し、現場だけではなく、いろいろなレイヤーのスタッフがコミュニケーションできる場となっています。

今後も月1回開催される「ノミーム」が気軽なコミュニケーションの場になって、新たな取り組みのきっかけになるといいなと期待しながら、”持続可能な”会社飲みの文化(社員の健康と生産性を損なわないためのバランス!)を作っていこうと思います。まずはコミュニケーションを図りつつ、心理的安全性を下げてからのチームビルディング、企業文化の醸成を目指します。

それでは、また。

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